研修医向け講演会 ステロイド使用について
研修医のHです。
今回は腎臓内科の酒巻先生より「ステロイド薬とその副作用・対策」についてご講義いただきました。
ステロイドはどの科でも扱う薬で、喘息、膠原病、糸球体腎炎、種々の自己免疫疾患、救急管理などで使用されています。
ステロイドを内服されている患者さんが救急外来を受診されることも多く、入院した後の用量調整で悩んだことはたくさんあります。
腎臓内科研修ではよくステロイド治療を開始される患者さんの診察をします。
開始にあたって多種多様な副作用の対策をしなければならず、もどかしさを感じました。
良く効く薬は注意点も多いということです。
今回の講義でステロイド使用の心得を再認識することができました。
今後も安心安全な医療を提供できるよう精進します。